保険は“人生ゲームの課金要素”|無課金・廃課金・ちょうどいい課金の見直し術
スマホゲームでよくある「課金」。無課金でも遊べますが、課金をすれば強い装備やキャラを手に入れたり、攻略が楽になったりします。
実は、保険もこれと同じ。「必ずしも加入しなくても生きてはいけるけど、課金(=保険料)によって人生の難易度を自分で調整できる仕組み」なのです。
今回は、保険を「ゲーム課金」に例えながら、無課金・廃課金・ちょうどいい課金の考え方を整理していきます。
■ 無課金プレイヤー=保険未加入
■ 無課金プレイヤー=保険未加入
保険に一切入らない=ゲームを無課金でプレイする状態です。
公的保障(国民健康保険・高額療養費制度・遺族年金など)があるため、「最低限のプレイ環境」は備わっています。 しかし、強敵(がん・大事故・災害)が現れたときは、あっけなくゲームオーバー(家計破綻)のリスクが高いのも事実です。
■ 廃課金プレイヤー=やりすぎ保険
■ 廃課金プレイヤー=やりすぎ保険
あらゆる保険に加入して「どんな敵が出ても安心」という廃課金タイプもいます。
医療保険やがん保険に複数加入し、死亡保障も収入の何倍も抱え、介護保険や三大疾病保険、就労不能保険までフル装備。
確かにどんな敵でも倒せる最強プレイヤーですが、毎月の課金額が高すぎてゲーム(人生)そのものを楽しめなくなります。 保険料が家計を圧迫してしまっては、本末転倒です。
■ ちょうどいい課金プレイヤー=必要保障を見極める人
■ ちょうどいい課金プレイヤー=必要保障を見極める人
理想は「ちょうどいい課金プレイヤー」。 必要なところには課金して強化しつつ、不要な部分にはお金を使わない。
- 子育て期は教育費を確保するため死亡保障を厚めに
- 医療費は高額療養費制度を踏まえて最低限に
- 保障(補償)の重複を避け必要なものは削らない
このように「必要な時期・分野だけ強化する」ことで、家計と安心のバランスが取れます。
■ 保険は“人生の難易度調整機能”
■ 保険は“人生の難易度調整機能”
ゲームの課金と同じく、保険も「難易度を下げるための仕組み」です。
- 課金(=保険に加入)すれば、敵にやられたときのダメージが小さくなる
- 無課金なら、運や実力(貯蓄や努力)でカバーしなければならない
- 廃課金なら、常に安心だがコストが高すぎてプレイ(生活)が苦しい
つまり、保険加入の工夫によって「自分の人生の難易度をどの程度に設定するか」を選べるのです。 “自分のライフプランに合った難易度”に調整できる人こそ、賢いプレイヤー(=家計管理上手)といえます。
■ 【まとめ】保険は課金バランスがすべて
■ 【まとめ】保険は課金バランスがすべて
保険は「課金額が多ければいい」ものではありません。
無課金でも生きていけるけど不安が多く、廃課金なら安心すぎてコスト過剰。
大切なのは、自分に合った課金バランスを見極めることです。
- 公的保障をベースに最低限は守られる
- 必要な部分にだけ課金(加入)して難易度を調整
- 人生のフェーズごとに課金額を変えていくのが正解
あなたは今、保険ゲームを「無課金」「廃課金」「ちょうどいい課金」のどのモードでプレイしていますか? もし迷うなら、“あなたにとっての最適な難易度探し”を一緒に考えますのでお気軽にご相談ください。