2025.04.22
  • 資産運用

【初心者向け】純金積立とは?特徴・メリット・デメリット・始め方までやさしく解説!

「投資に興味はあるけれど、何から始めたらいいかわからない」 「株式や暗号資産はリスクが大きそうで不安…」


そんな投資初心者の方におすすめなのが「純金積立」です。


純金積立とは、毎月決まった金額で「金(ゴールド)」を少しずつ購入していく資産形成の方法です。


少額からスタートできて、値動きの激しい投資よりもリスクが低く、長期的に安定した資産形成が期待できます。


この記事では、純金積立の基本的な仕組みからメリット・デメリット、さらに始め方まで、初心者の方にもわかりやすく丁寧に解説します。

純金積立の基本:どういう仕組み?

純金積立の基本:どういう仕組み?

純金積立は、毎月1,000円〜といった少額で、金を定期的に積み立てる投資方法です。


金の価格は日々変動していますが、一定金額ずつ購入することで、価格変動のリスクを抑える「ドルコスト平均法」が自然に活かされます。


◎ ポイントは3つ

・毎月一定額を金の購入に充てる(例:月3,000円)

・金価格が安い月は多く、価格が高い月は少なく購入

・結果的に“平均価格”で金を買える


このように、投資初心者でも相場に左右されにくく、安心して始められるのが魅力です。

純金積立のメリット:初心者が始めやすい理由

純金積立のメリット:初心者が始めやすい理由

■ 少額からOK!毎月1,000円〜でも大丈夫

まとまった資金が不要で、月々の生活費から無理なく積み立てできます。

よくわからないけどとりあえず何かしたい、という方におすすめです


■ 世界共通の価値を持つ「金」という安心資産

金は通貨と違って“信用の裏付けが不要”な実物資産。

世界中で価値が認められており、政治・経済情勢に左右されにくいのが特徴です。


■ インフレや円安に強い

通貨の価値が下がっても、金の価値は比較的安定。

物価上昇(インフレ)や通貨の下落時にも力を発揮します。


■ ドルコスト平均法で価格変動のリスクを分散

「毎月一定額を購入する」仕組みのため、購入単価が平均化されて高値づかみを避けやすくなります。


■ 現物として引き出すことも可能

ある程度積み立てると、インゴットやコイン、ジュエリーとして引き出すこともできます。

実物を保有できる安心感も魅力のひとつです。

デメリット・注意点:始める前に知っておきたいこと

デメリット・注意点:始める前に知っておきたいこと

■ 手数料がかかる

純金積立には、購入手数料や保管手数料が発生する場合があります。

年率で1〜3%程度が目安です。

業者によって差があるため、比較検討が大切です。


■ 金には配当や利息がない

株式のように配当や金利収入はありません。

利益を得るには、購入価格より高く売る必要があります。


■ 現物引き出しに条件がある

インゴット等での引き出しには最低重量の条件がある場合があります。

送料や手数料もかかる場合があるため、事前に確認しておきましょう。


■ 急な価格変動には対応しにくい

長期的に安定した資産形成には向いていますが、短期的な値上がり益を狙う投資には向いていません。

こんな人におすすめ!純金積立が向いているのは?

こんな人におすすめ!純金積立が向いているのは?

投資初心者      少額で始められ、価格変動リスクも分散できる


安定志向の人     株式投資ほど値動きが大きくなりにくい


資産を守りたい人   インフレや円安に強く、実物資産としての安心感がある


分散投資をしたい人  預金や株式以外の資産として金を保有することはリスク分散に繋がる

純金積立の始め方:簡単3ステップでOK!

純金積立の始め方:簡単3ステップでOK!

Step 1:業者を選ぶ

貴金属店や証券会社など、純金積立を提供している業者の中から好みの業者を選ぶ。

選ぶポイントは手数料や保管料。


Step 2:毎月の積立額を設定

生活に支障のない金額から始めるのがポイント。

まずは月1,000円からスタートする方も多いです。


Step 3:積立スタート

証券口座や積立専用口座を開設し、金額を設定すれば、あとは自動で積立が始まります。

特別な操作は不要で、忙しい方にもおすすめです。

【まとめ】純金積立は“守り”の資産形成にぴったり

【まとめ】純金積立は“守り”の資産形成にぴったり

純金積立は、投資初心者でも気軽に始められるシンプルで安心な資産運用方法です。


・少額からスタートできて続けやすい

・世界共通の価値を持つ“金”という実物資産

・インフレや不況、円安といった経済リスクにも強い


"まずは小さく始めてみたい"という方に、まさにぴったりの投資です。 将来に備えて、あなたも「金で資産を守る」一歩を踏み出してみませんか?

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