2022.12.19
  • 資産運用

【基礎編】投資で失敗しない秘訣は「安く買う」より「高く売る」こと

今や銀行にお金を預けても得られる利息はたかが知れています。物価の上昇に太刀打ちすることもできず、普通預金や定期預金でお金を預けておくだけだと価値が目減りする一方です。お金の価値を維持するためには投資をするのが有効ですが、投資は基本的に元本保証ではなく、銘柄選びや売買のタイミングに失敗すると逆に損をしてしまう可能性があります。大儲け狙いではなくお金の価値を維持できるくらいの利益で良い場合は、あまり色々考えず「買ったときより上がるかどうか」を意識するだけで損をする可能性を低くすることができるでしょう。

いくらが安いかはわからない

いくらが安いかはわからない

株式や投資信託などを売買して利益を出すためには「安く買って高く売る」のは基本中の基本です。しかし理屈ではわかっていてもそうかんたんにうまくはいきません。なぜなら、買おうとしている銘柄が今安いのかどうかがわからないからです。


色々な手法を駆使してその銘柄が現在割安かどうか計算することは可能です。しかし計算上は割安でもそれ以上下がることもあれば、逆に割高であってもそれ以上に上がることもあります。


もし買おうとしているのが卵だったら、スーパーのチラシを見比べればある程度価格帯がわかります。よほどの特売を除き、今日買おうが明日買おうがその値段が極端に変わることはありません。しかし金融商品はそうではありません。発表される情報一つで価額が大きく変動することは珍しくありません。


目の前の価額が安いかどうかがわかるのは何年も先のことです。5年後10年後に振り返ってみて、「あのときが安かった」とわかるのです。

安く買うことにこだわりすぎてはいけない

安く買うことにこだわりすぎてはいけない

投資がうまくいかない例の一つに「安く買うことにこだわりすぎる」ケースがあります。たしかに安く買うことができたら利益を出すことが容易になります。高値で掴んでしまうとその後塩漬けか損切りをすることになり、利益が出るまで随分時間がかかるようになってしまいます。少しでも安く買うことは悪いことではありません。


安く買うこと自体はとても良いことなのですが、安く買うことにこだわりすぎるのは考えものです。「リーマンショックの時と比べるとまだ高い」など、安さにこだわりすぎるといつまで経っても買うことができずにスタートのタイミングを逃してしまうことになりかねません。

失敗しにくい買い方は?

失敗しにくい買い方は?

投資を成功させるために一番大切なのは「安く買うこと」ではなく「買ったときより高く売ること」です。もし高い価額で買ってしまったとしても、それ以上に高い価額で売ることができればそれは成功なのです。この考えの下では、「いくらで買うか」は問題ではありません。この先上がりそうだと思えば購入価額はいくらでもいいのです。


私が自分で投資をするときには「今安いかどうか」はあまり気にしません。今安くてもそれ以上下がったら損をしてしまうからです。買う時に考えることは「この先上がりそうかどうか」です。


多方面から情報収集をして今後上がりそうかどうか検討するのが一番良いのですが、既に上がり始めていてほんのちょっとだけ便乗するとか、好感が持てる情報が発表されたから買う場合なども比較的失敗しにくいでしょう。


日々価額が変動する金融商品は、ある程度タイミングを計って購入したほうが良いのですが、安さにこだわりすぎるよりもその後上がるかどうかにこだわって銘柄を選定したほうが投資で失敗する可能性を低くすることがでできます。

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