車のトラブル時に頼れるロードサービスとは?自動車保険で受けられるサポートを徹底解説!
突然のエンジントラブル、タイヤのパンク、鍵の閉じ込み——。 ドライバーにとって「もしものトラブル」は、予期せぬタイミングで訪れるものです。
そんなときに頼れるのが、自動車保険に付帯しているロードサービス。 今回は、一般的なロードサービスの内容を紹介しながら、万一の備えについて解説します。
ロードサービスとは?車のトラブル時の強い味方
ロードサービスとは?車のトラブル時の強い味方
ロードサービスとは、車の故障や事故が発生した際に現場へ駆けつけ、応急処置や車両搬送をサポートしてくれるサービスです。 主な対応内容は次の通りです。
- レッカー搬送
- バッテリー上がりの対応
- タイヤのパンク修理・交換
- 鍵の閉じ込み対応(インロック対応)
- ガソリンの補給
多くの自動車保険ではこのロードサービスが無料付帯されており、24時間365日、日本全国でサポートしてもらえます。
一般的なロードサービスの内容
一般的なロードサービスの内容
レッカー搬送サービス
事故や故障で車が走行できなくなった場合、最寄りの修理工場などへレッカー移動をしてもらえます。 保険会社によって補償範囲は異なり、
- 金額ベースで最大15万円まで
- 距離ベースで50km~150kmまで無料
などの対応が一般的です。 指定の修理工場を利用すれば、費用上限なしになるケースもあります。
緊急対応サービス
次のような応急対応も、現場で無償サポートされるのが一般的です。
- バッテリー上がり時のジャンプスタート
- タイヤのスペア交換
- インロックの開錠作業
応急処置の範囲内であれば、費用は保険会社負担となるため安心です。 ただし、部品代(新品バッテリーやタイヤの購入費など)は自己負担となる場合もあります。
ガソリン補給サービス
燃料切れで動けなくなった場合も、救援車両が現場までガソリン・軽油を届けてくれます。 多くの場合、10リットル程度まで無料で補給可能です。 なお、電気自動車の場合は、最寄りの充電スポットへの搬送となることもあります。
帰宅・宿泊・レンタカーサポート
事故や故障によってその日の帰宅が難しい場合、
- 宿泊費用(1泊分)
- 帰宅にかかる交通費
- 代替車両(レンタカー)利用費
などを保険会社が負担してくれるサービスも用意されています。 限度額や補償内容は会社によって異なりますが、宿泊は1人あたり1万~1万5千円、帰宅費用は最大5万円程度までカバーされることが多いです。
こんなときこそロードサービスを活用しよう!
こんなときこそロードサービスを活用しよう!
ロードサービスが役立つ代表的なシーンはこちら。
- エンジンがかからない(バッテリー上がり)
- タイヤがパンクしてスペア交換が必要
- 鍵を車内に閉じ込めてしまった(インロック)
- 事故で車が動かなくなった
- 高速道路で立ち往生してしまった
こうした状況では、自力での対応は非常に危険。 すぐにロードサービス窓口へ連絡をしましょう。 保険証券番号や車両情報を手元に用意しておくと、手続きもスムーズに進みます。
ロードサービス利用時の注意点
ロードサービス利用時の注意点
便利なロードサービスにも、いくつか注意点があります。
- 部品交換は実費負担(例:新品タイヤやバッテリー購入)
- あくまで応急処置までが対象
- 一部サービスには回数制限や条件がある
【まとめ】ロードサービスを有効活用しよう
【まとめ】ロードサービスを有効活用しよう
車のトラブルは、いつ、どこで起きるかわかりません。 そんなとき、すぐに駆けつけてくれるロードサービスは、まさに頼もしい存在です。
自動車保険を選ぶときには、補償内容やサービスの範囲もチェックしておきましょう。 いざというとき、慌てず行動できるよう、日頃から準備しておきたいですね。